世界一ちいさな手作りの音楽祭
~音楽家・芸術家が多く住む小竹町の音楽祭~
ご近所に武蔵野音楽大学がある小竹町は、プロのミュージシャンや音楽家のタマゴたちが集う、音楽の街。
”音楽を奏でる街”、小竹町には20年以上前から続く地域の音楽祭があります。小竹小児童による合唱や
演奏のほかにも、練馬交響楽団や武蔵野音楽大学生などが参加し、レベルの高い演奏を行っています。
出演者を含めて毎年600人もの来場者を数え、地域が大切にしているみんなの音楽祭です。
♬「小竹の森音楽祭」のなりたち
みんなの音楽祭
「小竹の森音楽祭」は1992年(平成5年)、親子で合奏や合唱を楽しむ学年行事「たけのこ音楽祭」をきっかけにはじまりました。
音楽祭を通して、学校を超えた地域交流の輪を広げたいとの思いから、「世代を超えた心の交流を深め、小竹町のふるさと作りを進める」、「子供から大人までが音楽の感動を味わい、喜びを分かち合う」ことを目指し、2017年度で第25回の開催を迎えることができました
出演者、スタッフ、実行委員、また演者と一体となり盛り上げる地域皆様の聴衆に支えられて続いている手作りの音楽祭です。
♬開催に向けた準備
「張り出し舞台」の準備
みんなで協力!
舞台設営は例年、本番の約1週間前からはじまります。会場である小竹小学校体育館の檀上前に「張り出し舞台」を高学年の子供たち、先生方などみんなで設営します。
綿密な設計図のもと、あっという間に立派な舞台ができあがります。
準備完成のときは、子供たちも誇らしげ!
「小竹の森音楽祭」をまさに縁の下から支えているのです。
♬音楽祭を彩る演者たち
小竹小学校吹奏楽部
小竹小学校5年生
小竹の森音楽祭児童合唱団
マンマ・ヴォーチェ
小竹の森音楽祭混声合唱団
小竹小学校吹奏楽
4年生から6年生までが所属できる吹奏楽部は音楽好きの児童ならだれでも入れる楽しいクラブです。学校行事、式典など演奏し小竹の森音楽祭にも毎年出演しています。
小竹小学校5年生
小竹小学校全学年を代表して5年生が出演します。運動会と音楽祭の練習が重なる中で一生懸命練習し、舞台に立つ姿はキラキラと輝いています。
小竹の森音楽祭児童合唱団
音楽祭出演のために結成される、通称「子供コーラス」。1年生~6年生で構成され、専門家の指導を受けながら、歌に踊りに元気いっぱいのステージを繰り広げます。
マンマ・ヴォーチェ
イタリア語で”お母さんの声”というこの女声合唱団は、小竹小学校PTAだけでなく、地域にお住まいの方々も参加されます。世代を超えた交流の先にやさしいハーモニーが生まれます。
小竹の森音楽祭混声合唱団
音楽祭のため、「1ヶ月限定」で結成されるこの合唱団はとにかく「熱唱!!」がモットー。外国語の曲も、ミュージカルも、難しい合唱曲も、指導者とともに練習に励み、全力で本番に臨んでいます。
♬地域の音楽家たちも参加!
練馬交響楽団
~練馬交響楽団~
「練響」の愛称で親しまれているこのオーケストラは、地域の音楽振興を目的として
30年以上のキャリアを誇るアマチュアオーケストラです。
年3回の定期演奏会、室内演奏会、練馬区福祉施設への訪問演奏等精力的に活動しています。
「小竹の森音楽祭」では、毎回高いレベルのアンサンブルを披露頂き、大きな感動に包まれます。
武蔵野音楽大学
~武蔵野音楽大学~
日本初の音楽大学として、音楽界に優秀な人材を輩出している武蔵野音楽大学。
2017年に江古田新キャンパスが完成、「音楽のあふれる街小竹」のシンボルとなっています。
「小竹の森音楽祭」の趣旨に賛同下さり、毎回「音楽家のタマゴたち」がステージ上で様々なパフォーマンスを繰り広げてくれています
♬ファンファーレが開始の合図!
ファンファーレが鳴り響く
~ファンファーレ~
高らかに鳴る「ファンファーレ」の合図ではじまる音楽祭。
この曲は「第3回小竹の森音楽祭」の折に、小竹小学校のご出身で1999年度 武満 徹作曲賞 第3位など数々の入賞歴をお持ちになる作曲家 渡辺 俊哉(わたなべ としや)さんが作曲されました。
以降、毎回の小竹の森音楽祭の始まりを告げるみんなのファンファーレとなりました
みんなで高らかに合唱
~大空高く(合唱)~
第15回小竹の森音楽祭(平成19年10月)の開催に合わせ作曲されたのが「大空高く」の合唱曲です。
この曲は、「小竹の森音楽祭を彩るテーマ曲」として、以降の毎回のフィナーレに演奏されることとなっていきます。
毎回の終わりを惜しむように、演者、観客が一体となって歌いあげる声が、会場全体を包み込みます。